西武渋谷店は10月1日、セブン&アイ・ホールディングスの新プライベートブランド(PB)「ジャンポール・ゴルチエ フォー セットプルミエ」の発売を記念したジャンポール・ゴルチエの来店イベントを開催した。開店の10時に合わせ、約50人が列を作った。
最前列は、朝7時から並んだという茨城県出身の30代主婦。「ゴルチエは、学生の頃から憧れているデザイナー。旦那に"一生に一度のチャンスだから行ってきなさい"と言われ会いにきた」と言い、買い物については「予算は決めていない。テープメジャー柄の白いワンピースと靴下などの小物を買いたい。プレタポルテをやめてしまったゴルチエの服が買えることはうれしいが、イトーヨーカドーで販売されるのは複雑な心境」と語った。4番目に並んでいた東京都文京区から来た20代女性2組は「ツイッターでこの情報を知った。朝5時に西武渋谷店に来たが、どこに並べば良いか分からず、ファストフード店で待機した。テープメジャーモチーフのシャツやベルト、ワンピースも全て欲しい。ノベルティーの傘が欲しいので3万円以上は必ず買いたい」と意気込んだ。
開店から1時間後には、ゴルチエとの写真撮影会を先着20人限定で開催した。ファンとのゴルチエは握手やハグに応じたり、頬にキスをするなど、大サービスで客をもてなした。客の中には、感極まって涙を流すものもいた。
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