ファッションの見本市・イベント企画を手掛けるアメリカのリバティ・フェアーズは、8月17〜19日にラスベガスで主催する合同展「リバティ・フェアーズ」に、小木"Poggy"基史「ユナイテッドアローズ&サンズ」ディレクターがキュレーションする売り場を設ける。「ポギーズ・ワールド」と題したスペースには、「ユナイテッドアローズ」をはじめ、「キジマ タカユキ」や「アディダス」「フィリング・ピーシズ」とのコラボアイテム、「パラベラム」「ドクター・ロマネリ」「レディメイド」などのブランドの商品を集め、限定コラボ商品なども扱う。
また合同展初日、リバティ・フェアーズのスタッフは、小木ディレクターが日本のグラフィックデザイナー、スケートシングによるアートを取り入れてデザインしたユニフォームを着用する。
小木ディレクターは、「友人のウィジー・セオドア『ブルックリン・サーカス』オーナーがキュレーションを担当していたため、リバティ・フェアーズの存在を知った。僕も彼に日本ブランドをいくつか紹介したし、ラスベガスの見本市も観に行くようになった。リバティは新ブランドの発掘だけではなく、ネットワーク作りやトレンドを知るためにも重要な合同展。世界的にも影響力があり、スタッフのプロ志向が高いリバティからコラボのオファーが来たときはうれしかった。『ユナイテッドアローズ&サンズ』としてここまで大きな見本市に参加するのは初めて。たくさんの人にブランドの魅力を実感しに来てほしい」とコメントした。
サム・ベン・アブラハム=リバティ・フェアーズ創立者は「既存の価値観にとらわれることなく、さまざまな地域・分野のリーダーとパートナーシップを組むことに力を入れている。"Poggy"はハイエンドとストリートをミックスするムーブメントのリーダーで、独特の視点を持つ特別な存在。そんな彼のストーリーをリバティで伝えたいと思っている」と話す。