創業年から30年、「スウォッチ」が初めて国際時計見本市バーゼルワールドでプレゼンテーション"プラネット・スウォッチ"を実施。25日に行なわれたプレスカンファレンスでマス向けの機械式時計新作「システム5.1」(写真)を発表した。同新作は51という極少なパーツによるスイスメイドムーブメントを内蔵し、パワーリザーブは90時間。100?200スイスフラン(約1万〜2万円)の価格帯で10月13日に世界で同時発売する。「かつて『スウォッチ』は腕時計にファッションの要素を持ち込み、それまでせいぜい1?2本持つので十分とされた腕時計に新しい市場を生み出した。誰でも楽しめる機械式時計を作り出すことで、消費者だけでなく、時計業界にも刺激を与えたい」とスウォッチ グループのニック・ハイエックCEOは語った。