初音ミクを特集した「美術手帖」6月号の表紙に、「リトゥンアフターワーズ」をまとった初音ミクが登場する。kaikaikikiが札幌で運営するアニメスタジオの「ポンコタン所属の人気イラストレーターmebaeが初音ミクのイラストを描き、山縣良和「リトゥンアフターワーズ」デザイナーがイラストのスタイリングを担当した。「初音ミクというキャラクターのスタイリングに、『リトゥンアフターワーズ』の"七服神"がぴったり合っていた。2つのアートワークが掛け合わせることで、服の重量による物理的な制約から解き放たれて天女のように舞う、新たなステージのクリエイションが出現した」(岩渕貞哉・「美術手帖」編集長)。
特集号では、誕生から5年で日本を飛び越え世界のアイドルになった初音ミクについて、現代美術作家の村上隆と初音ミクの版元であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之・社長の対談、「ルイ・ヴィトン」とコラボレーションさせた音楽家の渋谷慶一郎のインタビューなどを通じ、日本のポップカルチャーの未来を探る特集になっている。発売は5月17日、価格は1800円。