ファッション

【展示会】新生「ボニカドット」はセレクト出身のプロデューサーを起用し、ロゴとコンセプトを刷新

 スタイルフェスタが手掛ける「ボニカドット」は、2013年秋シーズンからセレクト出身のカサマクミコをプロデューサー兼バイヤーに起用しリブランディングした。カサマクミコ・プロデューサーは、数々の大手セレクトショップで約20年勤め、販売とバイイングの担当をしていた。スタイルフェスタ入社後はMDと企画、スタイリングなど全体を統括する現職に就いた。「ボニカドット」は今シーズンから、「スウィートモード」を新コンセプトにロゴも刷新。中心価格1万円は変えないが、ターゲット層を20代前半から30代までに広げ、大人の女性にも向けたアイテムを強化する。

 

 今シーズンテーマは、「ブラックモード&グランジシティ」。これまでのスウィートなイメージだった色使いから、全体的に黒と白を基調にしたシックなアイテムが印象的だ。また主力だったワンピースを減らし、コーディネート提案を強化するために、ニットやブラウスなどのトップス類を増やし、スキニーやデニムなどのパンツも新しく加えた。中にはスタイリストの斉藤くみとコラボした商品20型も揃う。

 

 カサマ・プロデューサーは、「ブランドはリニューアルしたが、チュールや花柄などの素材や柄使いでで『ボニカドット』らしいスウィートテイストを残しつつ、シックでエレガンスの大人モードを新たにプラスした。また、クールとスウィート、カジュアルをそれぞれ見せられるよう、コーディネート提案を強化していく。アイテムはシンプルに仕上げているが、少しポイントになるようなデザイン性を高め、存在感を出す。セレクトショップでは販売員とバイヤーを経験したが、デザインを手掛ける立場になるのもガールズブランドに携わるのも初めて。店頭で学んだ"お客さまの見る目"を生かして、モノ作りをしていきたい」と話す。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

付加価値の原動力「ホスピタリティー」特集 LVMHジャパン社長や百貨店外商、トップ販売員らの定義は?

1月13日発売の「WWDJAPAN」は、ホスピタリティーを特集します。品質だけでの差別化が難しくなっている時代、ファンを獲得して育むにはコトのレベルアップが欠かせません。特に知的好奇心や探究心が強い次世代富裕層や、リアルの価値を知り渇望するZ世代、独自の体験を求めて来日するインバウンドら、ファッション&ビューティ業界が注目する消費者を獲得するには、ホスピタリティーについて考え、モノの購買を付加価値…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。