豊島のオーガニックコットン・ブランド「オーガビッツ」は、ビギのカジュアルブランド「フラボア」とダウン症の人たちのプライベートアトリエ「アトリエ・エレマン・プレザン」のコラボレーションを実現した。アイテムは6月8日から全国のフラボアショップ37店舗で販売する。
「オーガビッツ?アトリエ・エレマン・プレザン」の企画は2011年から始まり、これまで「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」や「アーバンリサーチ」など10ブランド以上が参加した。オーガニックコットンの普及と売上金の一部を「アトリエ・エレマン・プレザン」に寄付することが特徴だ。
今回は「アトリエ・エレマン・プレザン」でダウン症の人たちがプリントのイラストを作り、その配色やパターンなどを「フラボア」が担当した。ウィメンズは、AラインTシャツ、ワンピース、スウェット、パーカー、メンズはTシャツ、スウェット、パーカーなどを販売する。そのほか、キッズ用Tシャツやバッグも取り扱う。価格帯は5250円?1万4700円。
「アトリエ・エレマン・プレザン」は、ダウン症の人たちが共通して持つセンスを美術の視点からとらえ、社会へ発信する目的で活動している。1990年に佐藤肇・敬子夫妻が三重県伊勢志摩と東京都にアトリエを開設した。現在は5歳?33歳までのダウン症作家、約50人がアトリエに通っている。