これまでフィレンツェのピッティ・イマージネ・ウオモでランウェイを発表してきた「アンドレア・ポンピリオ」が今季、ミラノ・メンズ・コレクションにデビューした。ジョルジオ・アルマーニの支援を受け、ミラノ本社内にある「アルマーニ / テアトロ」でショーを発表した。
コレクションはテーラードにスポーツ、リラックスの要素を詰め込み、原点回帰を感じさせた。サルトリア仕立てのジャケットとタイトなテーパードパンツのスタイルに、ボーダーや小紋などの柄でスパイスを盛り込む。今季は特に、イタリアのタイル柄からインスパイアされたようなアラベスク模様のバリエーションが豊富。モチーフを自由に組み合わせ、テーラードに程よい抜けを感じさせた。ナイロンのウィンドブレーカーやワイドショーツなどでスポーティに?装いながらも、足元はモンクストラップシューズを合わせてエレガンスを失わない。デザイナーのアンドレア・ポンピリオが得意とする、クラシックとスポーツを自由に行き来するスタイルをわかりやすく伝えるコレクションだった。
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