「ルイ・ヴィトン」は、カール・ラガーフェルド、川久保玲、クリスチャン・ルブタン、プロダクトデザイナーのマーク・ニューソン、建築家のフランク・ゲーリー、写真家で映画監督のシンディ・シャーマンがそれぞれデザインしたモノグラムバッグの販売を10月17日から開始した。また10日からは、「ルイ・ヴィトン」の公式ホームページで、全製品の詳細やメイキング映像のほか、各アーティストの製品を6人のフォトグラファーが撮影したフォトストーリーを順次公開している。フォトグラファーはリチャード・アヴェドンの孫のマイケル・アヴェドンをはじめ、ゴードン・フォン・シュタイナー、ジョニー・デュフォート、ピエール・ディバッシャー、コリン・ドッジソン、ジェニファー・リビングストンらが務めた。
川久保玲はこのプロジェクトに関して「大前提としたのは、伝統的な『ルイ・ヴィトン』の"モノグラム"を破壊するということ。それは、新しいもの、新しい価値を発見するということでもあった。破壊することにより、新しい何かを創造する方法はたくさんあるが、今回はストレートにやってみようと思った。シンプルに、バッグのファブリックにいくつか穴を開けてみた。どちらかといえば、私は小さめのバッグのほうが好き。ルイ・ヴィトンは、伝統的なものを現代的で新しいものへと、誰よりも美しく、巧みに変容させる術を心得たメゾンだと思う」とコメントしている。
問い合わせ:ルイ・ヴィトン カスタマーサービス
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