広島パルコが10日、リモデルオープンした。「大人の男女に向けた新しいパルコ」をコンセプトに、過去最高となる3100�u規模の改装を実施。同店がある八丁堀エリアはマンション建設が相次ぐなど再開発が進んでおり、30代のファミリー層の顧客が増加傾向にある。それに合わせた都市型のライフスタイルを提案する。改装した36店舗のうち新店は19店舗、中国・四国地方初進出の店舗は11店舗。
本館の1階と2階には、エリア初進出の「リリーブラウン(Lily Brown)」「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」など大人の女性に向けたファッションとアクセサリー雑貨ショップを集積し、隣接する新館は「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」を始め、こちらもエリア初出店の「エムエイチエル(MHL.)」「ユーモア マーケット バイ エイネット(HUMOR MARKET by A-net)」をラインアップ。ファミリー層を意識し、子ども服や生活雑貨も充実している。
「アーバンリサーチ」(写真)では、広島東洋カープとコラボレーションし、球団ロゴを配したスウェット(8400円)などの限定アイテムを販売。開店直後からレジに行列ができるなど、平日にもかかわらず賑わいを見せている。
また、併設するパルコの中小型商業施設の広島ゼロゲートも同日、広島東宝ビルの1〜3階に開業した。西日本最大規模の面積の「アルマーニ ジーンズ」や「デニム & サプライ ラルフ ローレン」など6店舗をオープン。4階から上はワシントンホテルが入居。
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