ファッション

「ザラ」の姉妹ブランド「ストラディバリウス」が日本で初公開

 「ザラ(ZARA)」や「ベルシュカ(Bershka)」を擁するインディテックス社のウィメンズファッションブランド「ストラディバリウス(Stradivarius)」は4月下旬、国内1号店をららぽーと甲子園にオープンする。それに先駆け、日本で初めての展示会を開催。2014年春シーズンのコレクションを披露した。

 

 20?30代の女性をメインターゲットに据える同ブランド。今季は、「ボタニック」「レディー・スポーツ」「ロックンローラー」という3つのテーマを中心にコレクションを構成する。ウエアは、ラグランスリーブのジップアップブルゾンや、フラワープリントを配したシャツやスウェット、ポロシャツ風のトップス、パステルカラーのニット、ライダースジャケット、プリーツを配したミニスカートなど、トレンドを取り入れつつ、コーディネートしやすいアイテムが揃う。アジア人の体型にもフィットしやすいコンパクトなサイズ感が魅力だ。また、バッグやシューズからジュエリーや折りたたみ傘まで、小物やアクセサリーが充実しているのも特徴。価格帯は未定だが、「ザラ」と「ベルシュカ」の間で、「ベルシュカ」よりになる予定。店舗内装は、白を基調にボヘミアン・テイストでまとめるという。

 

 今年20周年を迎える「ストラディバリウス」は、1994年にスペイン・バルセロナで創業。99年、インディテックス社の傘下に入り、"親しみやすいトレンド感"を強みに、同社内で、モード感のある「ザラ」とエッジーな若者に向けた「ベルシュカ」に次ぐ規模のブランドにまで成長している。2012年度の店舗売り上げは、12億2400万ユーロ(約1676億8800万円)を記録。現在、ヨーロッパを始め、アジアや中東、中南米などの57ヵ国に約870店舗を構える。国内では、ららぽーと甲子園にオープン後、5月上旬にららぽーとTOKYO-BAYに東日本1号店を出店。大阪に旗艦店もオープンする予定で、年内に5店舗以上の出店を計画する。

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