ファッションイベント「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」(以下、MBFWT)が17日に開幕した。計45ブランドがファッションショー&インスタレーションを行なうが、オープニングを飾ったのは、タイから参加したウィメンズブランド「スレトシス(SRETSIS)」。フェミニンなドレスを軸に、ダークなプリントやモダンなシルエットを巧みに織り交ぜた。デザイナーのピム・スクハフタは、米国パーソンズを卒業後、2002年に同ブランドを設立。また、長女のクライがマーケティング及びビジネスを担当し、三女のマティナがブランドのジュエリーラインをデザインしている。タイの3姉妹が手掛けるブランドとして、東京でも話題を集めそうだ。
MBFWTは、渋谷ヒカリエ、メルセデス・ベンツ コネクション(六本木)を主会場に行われる。今後は「ファセッタズム(FACETASM)」「ビューティフル ピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ネ・ネット(NE-NET)」といった、東京の人気ブランドがコレクションを発表するほか、「ハハ(HA HA)」「コートメール(COTE MER)」「キディル(KIDILL)」などが初参加。さらに、特別プログラムとしてニューヨークから「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG)」がショーを行なうのに加え、「フリーマドンナ(FLEAMADONNA)」(韓国)、「メジャー・マイナー(MAJOR MINOR)」「ヌール・ザーラ(NUR ZAHRA)」(以上、インドネシア)といったアジアからの参加が増えている。