ファッション

新生「ジル スチュアート」からバッグラインがデビュー

 サンエー・インターナショナルが展開する「ジル スチュアート(JILLSTUART)は今秋、バッグラインをローンチする。「大人のためのフェミニン&スウィート」をコンセプトにした洋服に合わせたシックなデザインやカラーを特徴とするハンドバッグやショルダーバッグ、トートバッグ、財布などが揃う。日本やイタリアのレザーを使い、オリジナルの金具やプレートをポイントにする。価格帯は、3万〜7万円。販売は7月からスタート。

 デビューの2014-15年秋冬は、「バブルズ」と「ミューズ」「フルイド」「キャンディ」の4ラインを発表。柔らかなイタリアンレザーを使用した「バブルズ」は、黒と赤、ペールトーンの黄色とピンクを揃えた2ウエイのトートバッグ(4万2000円)やミニショルダー(3万5000円)、財布(3万円)。07年のシグニチャーラインの金具から着想した「ミューズ」は、シンプルで使いやすい白と黒のトート(7万5000円)とボストン(7万5000円)、ミニショルダー(5万5000円)。フリルが特徴の「フルイド」は、トート(6万円)と財布(4万5000円)。くすみのある色とトリミングの黒を特徴にした「キャンディ」は、トート(5万円)とボストン(5万円)、ミニトート(4万5000円)、ミニショルダー(4万3000円)、財布(3万5000円)。商品は、全国の「ジル スチュアート」ショップで取り扱う。

 また「ジル スチュアート」は、同シーズンから国内のウエア部門に新ディレクターを立て、刷新した。これまでフリルやレースを特徴にしたアイテムが多かったが、デコラティブな要素は削ぎ落とし、シンプルでエッジ感を引き立てた。パステルの淡い色に、ラズベリーや赤などをアクセントに加える。ボンディング素材のスカートやサスペンダー付きのペンシルスカートを使い、フィット&フレアやIラインのフェミニンなシルエットを完成させる。コレクションからヒントを得たドットや星モチーフも用い、キュートな印象も。

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