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「アレキサンダー・マックイーン」国内初旗艦店がオープン 店内には日本人制作のアートも

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は8日、国内初の旗艦店を東京・青山(東京都港区南青山5-1-3 TS青山ビル)にオープンした。店舗面積は390平方メートル。2層構成の店内では、メンズとウィメンズのコレクションラインとコマーシャルラインに加え、バッグやシューズ、サングラスなどのアクセサリーを取り揃える。
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 店舗デザインは、同ブランドのサラ・バートン=クリエイティブ・ディレクターの監修のもと、デイビッド・コリンズ・スタジオが手掛けた。インスピレーション源は、フランシス・ベーコンの作品に見られる歪んだ思想やアントニオ・ガウディの手掛けた建築物、18世紀のサロン文化、プリミティヴィズム(原始主義)など多岐にわたる。主にダブグレーやさまざまなトーンのホワイトなどの淡い色味を採用し、大理石や真ちゅうをふんだんに使ってラグジュアリーな空間を演出する。
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 中でも注目は、白の大理石とゴールドに輝く真ちゅうで作り上げられた階段と、その上の天井に飾られたアート作品だ。同作は、「瓢鮎図」を着想源に、日本画家であり彫刻家の花澤武夫と会津漆器の塗師である冨樫孝男が同店のために制作したもの。伝統的な漆塗りの技法で作られたひょうたんやナマズ、貝殻の破片で作られたスカル、シャンデリアの粒を用い、ブランドのシグニチャーと日本の伝統の融合を表現している。
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 7月に来日を予定するサラは、同店について、「東京のフラッグシップストアには、ドラマチックな大理石の階段や、ビスポークのウォールパネル、年代を感じさせる真ちゅうディスプレイなど、独自のユニークで、精緻な要素が盛り込まれています。希有でラグジュアリーな空間の中、コレクションを提供するという私たちの信念がここにも反映されているのです」とコメントしている。

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■アレキサンダー・マックイーン 青山店

住所:東京都港区南青山5-1-3 TS青山ビル
営業時間:11:00?20:00 不定休
電話番号:03-6861-0910

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