ブルックス ブラザーズ ジャパンは7月4日、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」2014-15年秋冬コレクションの展示会を行なった。アメリカから日本に上陸して35周年のアニバーサリーイヤーを記念し、アメリカ独立記念日に合わせて開催したもの。会場は、オープンしたばかりの虎ノ門ヒルズにあるホテル・アンダーズ 東京。ファッションブランドでは初めて、52階にあるルーフトップスタジオを貸し切った。メインラインのほか、トム・ブラウンがデザインを手掛ける「ブラック フリース バイ ブルックス ブラザーズ(BLACK FLEECE?BY?BROOKS BROTHERS)」、カジュアルラインの「レッド フリース(RED FLEECE)」の計3ラインを披露した。
メインラインはブラックウォッチ柄のクラシックなスーツを始め、エレガントなプレッピースタイルを提案。ウィメンズは、千鳥格子やグレンチェックといったオーセンティックな柄を多用した。「ブラック フリース」のアイデアソースは、複雑な幾何学模様で描く「ダズル迷彩」。異なる素材やモチーフを掛け合わせたセットアップを充実させ、トム・ブラウンならではのウィットに富んだ視覚効果を取り入れている。「レッド フリース」は、豊富なカラーバリエーションのフェアアイルニットを始め、若々しいアイビースタイルを提案した。
「WWDジャパン」7月7日号で既報の通り、ウィメンズのクリエイティブ・ディレクターにザック・ポーゼンを起用することを発表。メインラインのみで、初のコレクションは2016年春夏にお披露目予定だ。