「カンペール(CAMPER)」が、世界各国の旗艦店を実験的ショップ「ラブ ストア」にリニューアルしている。日本では9月1日、表参道のフラッグシップを「ラブ ストア」に刷新。ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任したロマン・クレメールがディレクションし、イメージを一新したシューズを販売している。「ラブ ストア」は東京のほか、ロンドンとパリ、ミラノ、ニューヨーク、ベルリンなどに一斉オープンしている。
生まれ変わったシューズは、ブラック&ホワイト、女性のためにデザインしたマスキュリン、ニュー・ユニセックスなどがキーワード。モード色が強くなっている。クレメールは継続モデルにも異素材を用い、新たなスピリットを吹き込んだ。「モード」「アーバン」「ミニマル」「シャープ」「ジェンダーレス」などの言葉がピッタリくるラインアップだ。
商品の刷新に伴い、クレメールは2014-15年秋冬のイメージビジュアルもディレクション。ニコラス・サントスがグラフィック加工を施したブラック&ホワイトのビジュアルは、これまで以上に見る者の自由な解釈を認める作品に仕上がった。イメージは大きく変わったが、クレメールのイメージを色濃く反映したコレクションの価格帯は、これまでと大差ない。また通常の店舗では引き続き、これまで通りの世界観を持つ商品を販売している。