ナイキ(NIKE)はドイツ人デザイナーのヨハンナ・シュナイダー(JOHANNA SCHNEIDER)とのコラボレーションラインを、10月22〜23日にニューヨークで開催されたウィメンズ・アパレルのコレクション「ナイキ ウィメン ショーケース(THE NIKE WOMEN SHOWCASE)」で発表した。コラボラインは2015年2月に発売する。ヨハンナはドイツ・ベルリン生まれの32歳。スポーツやミリタリーから着想を得たデザインや、機能性を内包するドイツブランド「アクロニウム(ACRONYM)」でデザイナーを務めるなど、さまざまなパフォーマンス・ウエアをデザインしてきた経験を持つ。
イベント内ではファースト・コレクションのシグニチャーアイテムの1つ、"着物的"なトレーニング・シェルを披露。「今回のコレクションでのシンボル的なアイテムになる。さまざまな用途に応じて着用できるバリエーションの豊富さが特徴。ワークアウトの前後ではカバーオールのように着られて、内側の紐を結べばシルエットも変えることができ、体温調整も自由に行える。足を隠すレッグカバーとしても使える」とヨハンナ。「私自身もランニングやヨガ、ピラティスなどさまざまな運動をする。そこで得た自身の経験をフィードバックし、コラボレーションで何を求められるかを考えた。女性特有の感覚的なものに対し機能的なディテールを加えることで、女性のパフォーマンス・ウエアを新しいレベルに変えていけると思っている」と語った。
ナイキのコラボレーターは、ヨハンナを起用した理由について「ヨハンナはデザインに対し機能性を重要視しており、これはナイキにとって最も大切なこと。また、彼女のパターンメイキングは斬新でありながら、体の動きに適応したウエアを作れることも理由の1つ。女性はスポーツウエアを、トレーニングの種類はもちろん、さまざまな場面で使いたいもの。ヨハンナ自身いろいろなトレーニングに打ち込んでいるため、その経験がコレクションのディテールに表現されている」。