表参道ジャイルの「ビズビム(visvim)」で21日まで、デザイナー中村ヒロキを特集したカナダの雑誌「インベントリー(INVENTORY)」の発売を記念した写真展を開催中だ。「インベントリー」は、毎号特定のクリエイターのパーソナリティーや生み出すプロダクトにフォーカスするライフスタイル雑誌。11月に発売したISSUE11は中村ヒロキに密着し、コレクションの深掘りやルックブックの撮影風景、メディアに初公開した自宅の古民家などを20ページにわたり掲載している。ショップでは、特集の中からピックアップした写真をパネルで展示中だ。
14日に同店で開催したレセプションに合わせて、ライアン・ウィリアムズ「インベントリー」ディレクター(写真右)が来日。自ら中村デザイナーにラブコールを送ったことを明かし、「ISSUE11は、デザインなどをリニューアルした。彼のプライベートも合わせて取材したことで、いかにピュアで素直な人物かよくわかった。本人のモノ作りへの真摯な姿勢がプロダクトに表れていることを、誌面を通して伝われば嬉しい」とコメント。中村デザイナー(写真左)は「今までよりも誌面にソフトなニュアンスが増えたと思う。以前から『インベントリー』のファンだったので、リニューアルの記念すべき号に関われて貴重な経験ができた。彼らとは考え方で共感できる部分が多かった」と手応えを語った。