アーバンリサーチは、店舗のある地域の産業と商品を共同開発する「ジャパンメード」プロジェクトを行なっている。第一弾は、長崎県の雑貨や食品メーカーとコラボレーションしたオリジナル商品を開発。文明堂総本店とのカステラや、陶彩 花と風との食器などを、9月にオープンしたアミュプラザ長崎店で販売した。立ち上げの経緯について、齊藤悟・販売促進部シニアマネジャーは「昨年、地方へ多く出店したことがきっかけで、ローカルコミュニティーのビジネスに着目した。地域のコミュニティーに参加する事で、相手の文化や産業に対して理解をし、プロダクトで表現できないかと思った」と説明した上で、「日本の伝統的な技法やそのアイデアそのものが"メード・イン・ジャパン"の真の価値であり、大きなローカルコミュニティーの礎。セレクトショップとして、それを世界に発信したい」と続けた。次にコラボレーションするエリアは「金沢。現在プロジェクトを進行中」と齊藤シニアマネジャー。