アディダス ジャパンは2月28日、新作ランニングシューズ「ウルトラブースト(ULTRA BOOST)」の発売を記念し、"都市型ランフェス"「ブースト トーキョー ナイト(BOOST TOKYO NIGHT)」を六本木ヒルズアリーナで開催した。「ブースト トーキョー ナイト」はランニング、テクノロジー、映像と音楽を融合させた1日限りのスペシャルイベント。会場では、「ウルトラブースト」を履き、走ったエネルギーがそのまま巨大スクリーンに可視化されるランニングマシンや、VR(バーチャルリアリティー)を利用したランニングマシンなど、シューズの試し履きによる体験型コンテンツを用意した。
夕方からは、荻原桃子「ムルーア(MURUA)」クリエティブ・ディレクターやメディアクリエイターのハイロック、「ジュエティ(JOUETIE)」コンセプターで双子ユニットのAMIAYA、松本恵奈・元「エモダ(EMODA)」プロデューサー、ファッション・ジャーナリストのミーシャ・ジャネットなど、ファッション業界のインフルエンサーやデザイナーたちが、2月25日に発売した「ウルトラブースト」を履き、渋谷や表参道、六本木などの街中を駆け抜けるランニングイベントを実施。アディダス ジャパンのトーマス・セイラー副社長や、ランニングビジネスユニットカテゴリーの荒川正史シニアマネジャーもイベントに参加するなど、同シューズに対する期待度の高さが伺えた。イベントでは、途中で各ランナーの名前が入ったオリジナルコップでの水分補給や、南青山にある人気和菓子店「HIGASHIYA MAN」のまんじゅうに「adidas」と焼き印の入った特製まんじゅうでエネルギー補給をするなど、趣向を凝らしたものとなった。インフルエンサーたちは、自身が履く「ウルトラブースト」を着用し、走る様子をインスタグラムなどのSNSにリアルタイムで投稿。荻原桃子「ムルーア」ディレクターは「ULTRA BOOST、軽くて走りやすーい」、人気恋愛バラエティー「テラスハウス」(フジテレビ系)に出演していた山中美智子「アリシアスタン(ALEXIA STAM)」デザイナーは「みんなで5キロ走ったよ!靴が軽い!!」などと、コメントしていた。約5.5キロのランニングを終え、ゴールの六本木ヒルズアリーナに戻ると、メイン会場のステージでDJを務める「電気グルーヴ」の石野卓球によるノリのいい4つ打ち音楽がお出迎え。盛り上がりは最高潮となった。
その後、メイン会場の六本木ヒルズアリーナでは、フリースタイルフットボーラーの徳田耕太郎選手がリフティングで華麗な技を披露。続けて行われたトークショーでは、サッカーJ1リーグFC東京の石川直宏選手、サッカー元日本代表の小倉隆史、ラグビー元日本代表の大畑大介、元プロ野球選手の斉藤和巳が参加。実際に「ウルトラブースト」をはき、4人同時にランニングマシンの走行体験をした。「ウルトラブースト」の感想を尋ねられた石川選手は「ファッション性も兼ね備えたシューズなので、ランニングだけでなく普段でも履けるのがいい」と話した。イベント後半には、人気ダンスミュージックデュオの80キッズ(80KIDZ)によるライブが行われ、イベントは大きな盛り上がりを見せ終了した。