JR西日本SC開発は31日、JR大阪三越伊勢丹跡の再開発した新ファッションビル「ルクア1100(イーレ)」を4月2日の開業を前に関係者に公開した。150の専門店とともに、三越伊勢丹による「isetan(イセタン)」がテーマごとに編集された8店の大型・中型店舗として約4割の面積を占める。専門店の百貨店の融合をコンセプトに掲げ、専門店部分と「イセタン」部分とがシームレスに混在した売り場構成になっている。開発を指揮したJR西日本SC開発の山口正人・社長は「最高の編集力を持つ『イセタン』8店と専門店が垣根なく、しっかりした世界観を表現できるようになった。自然に買い回りが促されるだろう」と話す。
既存のルクアと新設のルクアイーレを合わせた店舗面積は約5万3000平方メートル。両館合計で初年度売上高770億円、入店客数7000万人を見込む。
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