阪急うめだ本店婦人服売場で5月27日から6月9日まで開催される「涼やかに着る夏スタイル」フェアで、「23区」や「アンタイトル」など参加ブランドが、旭化成せんいの開発素材「ベンベルグ」(一般名:キュプラ)を使用したウエアを販売する。同フェアは、各ブランドが夏に最適なウエアを一堂に集めて提案するもの。高い吸放湿性があり、夏はひんやりとした肌触りが特徴の「ベンベルグ」にフォーカスし、同素材を使用した商品企画を強化、阪急百貨店別注のオリジナル商品もある。また、同フェアは阪急百貨店と高島屋の共同企画で、全国の高島屋19店舗でも40ブランド以上が参加し、「サマー・ブリーズ」フェアとして5月27日から6月16日まで開催される。「ベンベルグ」は、旭化成せんいが1931年に宮崎県延岡市にベンベルグ工場を建設して操業を開始。「ベンベルグ」を手掛けているのは日本で旭化成せんいだけだ。昨年10月、東京・神保町に「ベンベルグ裏地ミュージアム+」を開設した。