元バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンが10月15日、11年ぶりに来日し、ラリー・ミラー=ジョーダンブランド社長、ティンカー・ハットフィールド=ジョーダン ブランド デザイナーとトークセッションを行った。16〜18日に東京・江東区の東京都現代美術館で開催されるジョーダン ブランド誕生30周年特別企画「ミュージアム 23 トーキョー」を記念したもの。ジョーダンは、「最近のバスケットボールを観ていると、プレーのペースが速くなっていると感じる。だが、20年前に発表した『ジョーダン』のシューズは、現代のプレーにも適応できるものだ」と「ジョーダン」のシューズについて述べ、日本のバスケットボールプレーヤーに向けて「まずはバスケットボールというスポーツを愛し、日々鍛錬すること。勝利にこだわること。毎日欠かさず何かに打ち込むことが大切」とエールを送った。ハットフィールド=デザイナーは、「ジョーダンは、スニーカーにデザインを施すという概念をもたらし、スニーカーの世界を変えた人だ。機能とデザインの両立を考えつく人はそれまでいなかった。彼は一流の選手でありながら、ファッションやデザインへの造詣が深かったんだ」と振り返った。トークセッションの後には、屋外の特設バスケットボールコートで、福岡・大濠高校バスケットボール部の部員と写真撮影などを行った。
特別展「ミュージアム 23 トーキョー」では、ジョーダンが2度目のキャリアで3連覇を達成した1998年のファイナル第6戦での「ラスト・ショット」を体感できるコートを設置した他、"エア ジョーダン"の"1"〜"29"までの全モデルなどの展示を行っている。
■ミュージアム 23 トーキョー
期間:10月16〜18日
時間:10:00〜20:00
会場:東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1)