メキシコのファッションブランド「マチーナ(MACHINA)」は10月28日、パルコが運営するクラウドファンディングシステム"ブースター(BOOSTER)"を利用して資金調達を始めた。日本でマチーナ・ハポン(MACHINA JAPON)を設立し、100万円を目標に資金を調達、日本向けの製品開発と日本での販売を目指す。募集期間は10月28日から12月15日まで。
「マチーナ」はメキシコで2012年にスタートしたファッションブランド。Wi-Fi機能付きのウエアやゲーム体験ができるウエアなど、ウエアラブル技術を用いたアイテムが特徴だ。
"ブースター(BOOSTER)"は2014年12月にスタートしたパルコのクラウドファウンディングシステム。これまで16組が制度を利用して特設サイト上で一般ユーザーから資金調達を実施、うち14組が目標金額の調達に成功した。約90%と高い成功率について同社は、「クラウドファウンディングを実施するにあたり密な計画を立て、公募開始後もきちんとやりとりをする。これまで培った宣伝スキームも相まった結果ではないか」と分析する。