ファッション

「ブルガリ」のチョコレートが世界中の子どもを支援 愛をテーマにしたプロジェクトを発足

 「ブルガリ(BVLGARI)」が手掛けるチョコレート「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」は1月30日、バレンタイン向けチョコレート "サン・ヴァレンティーノ 2016"を発売し、売り上げの一部を子供地球基金の活動に寄付する。

 イタリアの食材を用いたチョコ "チョコレート・ジェムズ(宝石)" のバレンタイン向け商品 "サン・ヴァレンティーノ 2016 'ルイ・エ・レイ(彼と彼女)'"には、デザートワイン "ドルチェ・ネーロ"のビターチョコレートガナッシュが入った "ルイ"、ローズヒップのガナッシュが入った "レイ"がそろう。さらに、 "ラベンダー&ソルト"と"ココナッツ&ベリー"の2種を加え、計4種のチョコレートが入ったスペシャルボックス(4800円)が登場する。今回、このスペシャルボックスの売り上げの一部が国内の病院や養護施設に絵を贈る活動に寄付される。

 子供地球基金は1988年に東京で設立され以来、アートを通じて病や震災など、困難な環境に置かれた子どもを支援してきた。絵のワークショップを開催し、子どもたちが描いた絵を商品パッケージや絵本、カードなどに起用して得た収益を世界中の子どもたちの支援に還元している。

 1月15日にブルガリ銀座タワーで開かれた記者会見では、子どもたちが輪になって絵を描くパフォーマンスを披露した。東日本大震災の被災児が "愛"をテーマに描いた絵に描き足し、作品を完成させた。子どもたちが "愛"でつながった同作品にはカラフルなハートや "LOVE"の文字が多く散りばめられた。また、子供たちが描いた他の絵も展示され、チャリティーオークションが開催された。

 会見に鳥居晴美・子供地球基金代表が登壇し、「子どもがアートを通じて他の子供を支えることを大切にしているわれわれは、今回『ブルガリ』とこのようなチャリティープロジェクトを組むことができ、光栄に思う。多くの人がバレンタインチョコレートを楽しんでくれ、子どもたちに笑顔を与えることを願う」と語った。

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