ファッション専門学校 東京モード学園は、企業と連携した実践教育の一環として、学生がコンセプトから制作まで手掛けたオリジナルブランドのファッションショーと展示会「2016年春夏オリジナルブランド受注展示会」を1月28、29日の2日間行った。オンワード樫山、ワールド、シップス、トゥモローランド、ベイクルーズグループなど、ファッション企業41社の代表者を特別審査員として招待し、審査及び買い付けのシミュレーションを行うというもの。特別審査員が設定予算内で「購入」した、ブランドごとの売上高を競う形式で評価が行われた。対象学生は、ファッションデザイン学科、ファッション技術学科の3年生。学生たちがグループを編成し、バーチャル企業を設立。その企業のオリジナル8ブランドが2016年春夏のサンプル商品を制作した。受注金額、受注枚数ともに1位は、「シン(SIN)」。「コンセプト、女性像、ターゲット、価格帯、ルックのバリエーション、素材使いなどの統一感が、全ブランドの中で最も良かった」と評価を受けた。