ファッション

仏「モワナ」が日本初の常設店を西武池袋本店にオープン

 フランスの老舗トランクメーカー「モワナ(MOYNAT)」は3月2日、日本初の常設ブティックを西武池袋本店1階にオープンする。同店は、パリとロンドンの路面店に次ぐ世界で3つ目の店舗。ウィメンズとメンズのバッグやトランク、スモールレザーグッズなどをそろえ、限定商品として新作バッグ"フルール(FLEUR)"(20万〜36万円)も用意する。また、イニシャルのハンドペイントからメード・トゥ・メジャーのトランクやバッグまでカスタマイズサービスのオーダーも受け付ける。さらに、オープンを記念し、3月2〜15日まで、「モワナ ビンテージトランク エキシビション」を同館1階で開催。ビンテージのトランクを展示する他、パリのアトリエから職人が来日し、デモンストレーションを行う。

 「モワナ」は1849年、ポーリーヌ・モワナにより設立されたトランクメーカー。2011年にLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー会長兼CEOの投資会社であるグループ・アルノーが買収。「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」などで要職を務めたギョーム・ダヴァンがCEOに、「エルメス」などで経験を積んだラメッシュ・ナイールがアーティスティック・ディレクターに就任し、ブランドの再構築を図ってきた。日本には13年11月、伊勢丹新宿店での期間限定店をきっかけに上陸した。

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