台湾最大のファッション総合展示会「タイペイ・イン・スタイル(以下、TIS)」が4月16日まで、台北の松山文創園区で開催中だ。
主催は、台湾のテキスタイル・アパレル企業が加盟する台湾テキスタイルフェデレーション(紡拓会)で、アッシュ・ペー・フランスの合同展示会「ピーアールワン トレードショー」もブースを構える。
期間中は、台湾や日本、香港、マカオなどアジアを中心とした国内外の83ブランド、96ブースが出展する他、アジアのデザイナーによる10のランウェイショーを発表。TSIは若手ブランドのショーを支援し、才能のあるデザイナーにコレクション発表の機会を与えている。
初日の14日には、オープニングとして20周年を迎えるミセスブランド「ケライア」が、ショーにダンスなどを交えたエンターテインメントな演出で、コレクションを発表した。また、「ダニエル ウォン」など、台湾の若手ブランドを買い付けている、愛媛のセレクトショップ「アトリエ・トレ」の井口敦子ディレクターが、台湾デザイナーに、ブランドの消費者への訴求方法や日本と台湾ブランドの違いなど、バイヤーの観点からデザイナーの在り方を語った。
この後、15日には、台湾出身のシュエ・ジェンファンが手掛ける「ジェニー ファックス」がショーを発表。16日には、パルコとバンタン、TSIが若手ブランドを共同サポートするインキュベーションプロジェクト「アジア ファッション コレクション-台北ステージ」なども実施される。
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