ジュエリー企業のサダマツが運営する「フェスタリア ビジュソフィア(FESTARIA BIJOU SOPHIA)」表参道ヒルズ店が10周年を迎え、4月22日に「フェスタリア ビジュソフィア10周年 チャリティーイベントPray for KUMAMOTO!Pray for KYUSHYU!」を開催した。同社は長崎県大村市に本社を構えており、九州を基盤に成長してきた企業だ。同社の熊本県菊池郡にあるドゥミエール ビジュソフィア ゆめタウン光の森店と、同県上益城郡にあるドゥミエール ビジュソフィア イオンモール熊本店は被災し、まだ普及のメドはたっていない。
イベント当日は、スペシャルゲストとして世界で活躍する現代アーテイストの小松美羽を迎え、被災地に向け「SMILE・LOVE」をテーマにライブペインティングを行った。白いキャンパスには幸せの象徴の狛犬と、九州を想い「くまモン」を、そして願いをこめた"ウィッシュ アポン ア スター(WISH UPON A STAR)"ダイヤモンドに輝く2つの星が描かれた。この作品はチャリティーオークションにかけられ、日本赤十字社を通じて落札金額を全額寄付される。オークションは1円から可能で、4月28日17:00まで受け付けている。
また同社は、ブランド誕生10周年の感謝の気持ちと、熊本・大分への復興支援の気持ちを込め、当日の売上金の一部と義援金BOXの募金を被災地への義援金として日本赤十字社へ寄付する。
貞松隆弥サダマツ社長は、「熊本震災後のイベント開催に、九州を基盤に成長してきたサダマツのトップとして私自身、葛藤があった。それでも『ジュエリーだからできること』がきっとあると思う」とコメントし、今回の10周年イベントをチャリティーイベント開催に切り替えて実施した経緯を話した。