ファッション

「ポロ ラルフ ローレン」がリオオリンピック閉会式の米国代表ウエアを製作

 リオデジャネイロ夏季オリンピック開催まで100日を記念し、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」とアメリカオリンピック委員会(以下、USOC)は閉会式で着用する米国代表のユニホームを公開した。同ブランドは5季連続で米国のオリンピックおよびパラリンピックチームの公式ウエアのスポンサーを務めてきた。開会式のユニホームはこれから発表される予定だ。

 閉会式のユニホームは"ポロ ポニー(Polo Pony)"のロゴを施したレッドかホワイトかブルーのボタンダウンシャツにボーダーのTシャツ、ショート丈のチノパンツを合わせている。アクセサリーはレッド、ホワイト、ネイビーのボートシューズにボーダーのコットンブレスレット、レップストライプのネクタイベルトだ。デビッド・ローレン(David Lauren)ラルフ ローレン エグゼクティブ バイス プレジデントは「600〜800人の代表選手が全員『ラルフ ローレン』を着て登場する姿に毎年感動する。テレビやメディア映えするように、シンプルでグラフィカルなデザインを心掛けている」とコメントした。ロンドンオリンピックの際にアメリカ代表のユニホームが中国で生産されていたことが騒動になり、今回は製造業者40社と契約し、全てアメリカで生産した。なお、選手村で着用する衣装は世界中から調達している。

 アメリカは政府が代表チームを支援していない国の1つで、USOCが起業と契約を結んでアスリートをサポートしている。アメリカ代表のユニホームは全てラルフ ローレン社が提供し、一般消費者も購入が可能だ。閉会式のユニホームはラルフ ローレンの米国サイトで販売しており、価格はTシャツが79ドル50セント(約8800円)、ベルトが98ドル(約1万800円)、ボートシューズが350ドル(約3万8800円)だ。売上高の一部はUSOCに寄付される。

JESSICA IREDALE訳 WWDジャパン編集部

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