自身のブランドを立ち上げるために後援者を探しているとの噂が立っているエディ・スリマン(Hedi Slimane)は5月4日、それを否定するプレスリリースをツイッター上で配信した。同氏の弁護士、エルヴェ・テマイム(Herve Temime)が発行したもので、エディが「一度も自身の名前を冠したブランドを立ち上げる意志を示したことがない。その結果、パリやドーハで後援者探しをしているという全ての噂を否定する」と断言している。
同リリースには、エディのケリングとの契約下の権利を擁護するためにテマイムが雇われた旨が記されている。また、「『イヴ・サンローラン』のクリエイティブ兼イメージ・ディレクターを4年間務めたエディ・スリマンはメゾンの戦略的リニューアルと成功を導いた。彼はスタジオやクチュールアトリエ、歴史的なアンジェの工房、才能にあふれたシームストレス、そしてフォンダシオン ピエール・べルジェ-イヴ・サンローラン(Fondation Pierre Berge-Yves Saint Laurent)など、『イヴ・サンローラン』チーム全員に感謝する。同メゾンの下で過ごしたとてもクリエイティブな4年間をピエール・ベルジェ(Pierre Berge)に捧げている」とエディの感謝の意を伝えた。
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