ナイキは、「ナイキラボ」の"Summer of Sport(スポーツの夏)"シリーズ第2弾として、「バルマン」のデザイナーであるオリヴィエ・ルスタンとのコラボコレクションを発売する。プロフットボール選手がピッチ外で求める機能性とオリヴィエ・ルスタンのデザイン性を併せ持ち、黒とゴールドを基調としたコレクションを提案する。6月2日から公式オンラインストアおよび一部の「ナイキラボ」販売店で取り扱う。
「ファッションの世界ではキャットウォークや華やかさが中心だが、ナイキとのコラボレーションでは、機能性とアスリートが中心となる。このコレクションでは特に、フットボールのアイコン的スタイルを用いてスポーツスタイルの製品を作ったという点が気に入っている」とルスタンは説明する。
一方、ネイト・ジョーブ「ナイキラボ」シニアフットウェアイノベーションデザインディレクターは「オリヴィエは本当にディテールにまでこだわり、元の形にどのように表情を加えようかと熱心に考えていた。仕上げへのこだわりは、特にマジスタとマーキュリアルによく表れている。それぞれのモデルでフライニットに模様を編み込んでいるが、それによってこの技術が全く新しい表情を見せている」とコメント。また、ジャレット・レイノルズ「ナイキラボ」シニアアパレルデザインディレクターは「オリヴィエは、メンズ・英メンズそれぞれのコレクションを通して見た時にも、それぞれの要素がうまく噛み合うのか、全体としての印象にとてもこだわっていた。デザインを確認するときに彼はいつも『フットボールプレイヤーは本当にこれを着るだろうか?』と質問を投げかけていた。このような問いかけによりコレクションが本当にフットボールに根差したものに仕上がっている」と話す。
石塚振