ファッション

【パリ速報】レジャー感覚で楽しむ「ランバン」のスーツ

 ここに行けば何でも揃う。コンパクトからリラックス、タイトからオーバサイズ、そして無数のカラーバリエーションを用意する「ランバン」は、今シーズンも、「必ずお気に入りが見つかる」「自分なりにいろんなスタイリングが楽しめる」パーソナルなフォーマルウエアで満載だ。

 序盤のセットアップは、Vゾーンの深い体をラッピングするような"1フック"のダブルから始まり、逆に首周りの詰まったシングルでコンパクトな3つボタン、そしてほとんど四角形のフォルムをしたオーバーサイズのダブルの4つボタンまで、シルエットは千差万別だ。

 ただいずれも共通しているのは、「レジャー」というキーワードを意識してモノ作りをしていること。デザイナーのルカ・オッセンドライバーいわく、「忙しい現代、羽を伸ばし、幸せを噛み締める『レジャー』は、とてもラグジュアリーなことだと思う」。だからこそ、いずれのジャケットもライナーは排除した。

 ジャケット以外のアウターは、いずれもボンディングでハリコシを出した生地から作るラグランスリーブのビッグシルエット。背面の裾位置でシャーリングさせ、さらにボリュームを誇張する。終盤は、チュールとスーツ地をボンディングし、スーツ地を千鳥格子にきりぬくことでチュールを表にのぞかせたブルゾンなど。そこにカラーテープを加えるなどして色とも戯れている。

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