クチュールへのカムバック以来、トップバッターを務めているのは「アトリエ ヴェルサーチ」。ファーストルックは、トップモデルのナオミ・キャンベルだ。ラメ混のストレッチ素材からボディコンシルエットのミニドレスを作る。ドレスの各身頃はあえて縫製せず、シルバー&ブラックの小さなリングで合わせた。女性の曲線美を描くリングからは、モデルの肌が見えてさらに官能的。さらには、生地の一部はあえて本体にくっつけず、まるでドレスの一部をひっぺ返してしまったような荒々しいセクシネスも。色は秋冬らしく、ワインやネイビー、フォレストグリーンなどのボールドカラーだ。
細く切り裂いたミンクをニットに絡ませ、間をスパンコールで埋めたカーディガンやコートに続くのは、ブラックドレスの一部をカットアウトし、そこをヌードベージュのストレッチ素材で切り返したドレス。ビスチェドレスのイヴニング含め、ゴージャスなセクシネス全開だ。
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