ファッションデザイナーのナイジェル・ケーボンは、10月1日付で京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の客員教授に就任する。今年度、特別授業を1回行なう予定だ。「授業では、実際に私のコレクションの仕事を紹介し、アイデアやデザインがどのように生まれ、構成されているか、といった流れを解説しながら、底辺に一貫して流れるデザイナーとしての考えを伝えたいと考えている」とケーボン。同学部では現在、山縣良和「リトゥンアフターワーズ」デザイナーがファッションコースの講師として授業を行なっているほか、藤原ヒロシや細野靖臣などの著名人が客員教授を務めている。
ナイジェル・ケーボンは、英国出身のファッションデザイナー。自身のブランド「ナイジェル・ケーボン(Nigel Cabourn)」を手掛ける。ヴィンテージミリタリー、ワークウエア、アウトドアウエアのコレクターとしても有名で、4000点を超えるコレクションからインスパイアされたデザインが特徴。これまで、「バブアー(Barbour)」や「アルファインダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」などのブランドにも、デザインコンサルタントとして携わってきた。
?