ファッション

【東コレ】北欧デザインの根底に迫った「ファクトタム」

 「ファクトタム(FACTOTUM)」は18日夜、2014年春夏コレクションを都内で開催した。北欧フィンランドの自然や同国が生んだ著名建築家でデザイナーでもあったアルヴァ・アールトから影響を受けたクリエイション。デザイナー本人がフィンランドに赴き、アールトの足跡を追ったほか、フィンランドのアート大学で北欧デザインの根底を探った。1960年代後半のスポーツテイストやスクールウエアをベースに、ジェンダーフリーなクリエイションも特徴になっている。メンズでは、ストライプ柄のトップスにハーフパンツ&ハイソックスをスタイリング。一方のウィメンズでは、グレーのスウェットやモダンなミディ丈ドレスを並べた。

 同ブランドの有働幸司デザイナーは「フィンランドで感じた"新しい波"。政治や経済で新しい時代を迎え、境をなくしたジェンダーフリーなど、現代に感じるモチーフを採用した」と語る。フィナーレに向かっては、着心地の良いドレスラインを披露。メンズでは、リラックス感のあるアンコンタイプのジャケットを提案している。国立代々木競技場第二体育館の横にある屋外スペースでショーを行なったが、クリーンな人工芝が敷いてある場所を選定したという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。