ファッション

【パリコレ】「クリストフ ルメール」は朝の爽やかな空気が似合う極上ベーシック

 大通り沿いに経つ建物を抜けると、緑が溢れる静かな石畳の裏庭があり、質素な木の椅子が並べられている。鳥のさえずりが聞こえる中、リラックスした雰囲気の中でショーが開かれた。

 朝の爽やかな空気が似合う、白いコットンシャツにチノ素材のフレアスカート。何てことのない素材や、カジュアルなアイテムが「クリストフ ルメール(Christophe Lemaire)」の手にかかると、ラグジュアリーな存在に変わる。色も、カーキ、白、ネイビーのベーシックで、デイリーウエアに適したものばかりだ。

 桃色のサテンのワイドパンツにメンズライクなシンプルなシャツや、カラフルなリーフ柄を織り込んだ、コットンボイルのワンピース。一枚でさらりと着る極上コットンのタンクドレスや、ドレス感覚で着る後ろボタンのロングカーディガンなど。テーラードをアレンジしたジャケットのバリエーションが豊富で、ひとつボタンのオーバーサイズのジャケットはショートパンツに合わせてカジュアルに着こなす。装飾はほぼゼロで、代わりに、大きなポケットや太いステッチなどがアクセントになっている。

クリストフ ルメール 2014年春夏パリコレクション 全ルック

2014年春夏パリコレクション 関連記事一覧

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。