10日夜、「ユマコシノ(YUMA KOSHINO)」が都内で2014年春夏シーズンのファッションショーを開催した。小動物や万華鏡など、グラフィカルなパターンを使ったレイヤードスタイルが中心。ドレープやフリルを採用したドレスが多いほか、光沢を放つコーティング加工や繊細な刺繍を生地に施している。グリーンやオレンジを使った"テクノカラー"のウエアに、細かいボンディング加工やシフォンの透け感を織り交ぜた。さらにレイヤードや鮮やかなカラー、異素材を組み合わせ、さまざまな要素をミックスしたコレクション。テーマは"MINIMAL BALTIC"。海を想起させる鈍いブルーや深い森をモチーフにした草木柄は、小篠ゆまデザイナーの視点でモダンエスニックへと高めた。