ジュンが来春にかけて新業態を続々とスタートする。まずはSC向けライフスタイル型の新業態「ル ジュン(LE JUN)」をスタートし、12月20日イオンモール幕張新都心に1号店をオープンする。「ヨーロッピアン・コンフォート」をテーマに、シンプルなシャツやデニム、ワークテイストのジャケット、旅に携帯できるルームウエアや雑貨など、質とセンスの良いヨーロッパテイストのベーシックアイテムを提案する。「ユージュアル」「トリップ」「ワーク」「ケア(スポーツ)」「ファミリー」をキーワードに、メンズウィメンズのオリジナルとセレクトアパレル、買いつけの子ども服と雑貨も揃える。アパレルの価格帯は、4500〜2万円。全体の約3〜4割が雑貨だ。さらに、トランジット ジェネラル オフィスがプロデュースする「カフェ ド ロペ ラ メール(CAFE DE ROPE LA MER)」を併設。人気シェフの木下威征をプロデューサーに迎え、ファミリー向けのビストロメニューを、南仏のリゾート感漂う空間で提供する。
「ロペ(ROPE)」は、同ブランドより上の30代女性をターゲットにした新ライン「ロペ マドモアゼル(ROPE MADEMOISELLE)」を2014年春夏にブランドとしてスタートする。ファーストシーズンは「旅」をテーマに、オリジナルのモロッコ柄のセットアップやデイリーなトレンチコートなどを提案。「ロペ マドモアゼル」と「ロペ」のオリジナルアパレルと雑貨、セレクトアパレルやアクセサリーも揃える。すでに4月26日グランフロント大阪のオープンとともに1号店を出店。今後、ファッションビルをメインに店舗を拡大していく予定だ。
さらに「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」は2月中旬、ブランドロゴをリニューアル。"ウォーク トゥ ハピネス"をテーマに、トレンドとベーシックをミックスした心地のよいカジュアルなフレンチテイストを打ち出していく。アイテムのラインアップや空間も一新し、音楽やアートとのコラボレーションも行なっていく予定だ。
働く女性をターゲットにした「ビス(VIS)」は、雑貨業態「ジュゼ バイ ビス(JUZE BY VIS)」をスタート。オリジナルのシューズやバッグなどのアクセサリーを集め、品が良く値ごろ感のある価格で揃える。価格帯は、3000〜1万円。すでに1号店を福岡天神の地下街にオープンしている。顧客の反応をふまえ、今後の出店を決定していく方針だ。「ビス」も14年春夏から、働く女性に向けたファッションに、スウィートでガーリーな甘さをプラスして提案する。男女に愛されるレースやパステルカラー、リボンやフリルが施されたトップスやスカートなど、キャッチーなアイテムを従来の価格帯でラインアップする。9月、吉祥寺アトレにオープンしたライフスタイル提案型の「サロン アダム エ ロペ(SALON ADAM ET ROPE)」では、体にやさしい豊かな日常を衣食住で提案。衣・食・住のアイテムを6:2:2の割合で揃える。イートインスペースも併設し、ヘルシーなフードやドリンクメニューも楽しめる。来年4月には、藤原ヒロシがディレクションする新業態「ザ プール アオヤマ(THE POOL AOYAMA)」も南青山にオープン予定だ。