ロンドン発のシューズブランド「ジュリアン・ヘイクス(Julian Hakes)」は、2014年春夏シーズンから日本でのビジネスを本格的にスタートする。国内では、ジュリアン・ヘイクス・ジャパンが輸入・販売を行なっており、すでにオープンした西武渋谷店のショップに加え、全国の百貨店やセレクトショップでの販売を予定している。
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建築家として10年以上のキャリアを持つジュリアン・ヘイクスの手掛ける同ブランドが提案するのは、ソールの部分がない独創的なフォルムが特徴のシューズ"モヒート"。カクテルのモヒートを飾る螺旋状のライム・ピールのようなその形状から名付けられた。素材はポリカーボネート。光沢感のある"クラシック"からメタリックやマット、アニマル柄まで17パターンを用意する。価格は3万8850円。
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ヘイクスは、今回の本格上陸について「昨年販売したファーストモデルが好評だったことがきっかけ。建築家として最初に影響を受けたのは安藤忠雄だったりと、日本には縁があるので嬉しい」とコメント。「現在は1型のみだが、すでに新作の開発にも取り組んでいる。新作も誰も見たことがないようなものを提案するつもりだ。また、今後は、アパレルやバッグのデザインにも挑戦したい」と意欲的だ。
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ジュリアン・ヘイクスは2006年に靴づくりをスタート。2010年秋、ロンドン・ファッション・ウィークで発表された「アン・ソフィー・バック」の2011年春夏コレクションにシューズを提供し、デビューした。現在、イギリスのほか、ヨーロッパ、北米、香港などで販売されている。