オンワード樫山は2014年春夏から、「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」のセカンドラインとして1999年にスタートした「ソニア バイ ソニア リキエル」の小売りをスタートする。来春から、西武渋谷店を含め3店舗を出店予定。インポート事業拡大の一環として、展示会や店舗の反応を踏まえ、2014年秋から本格的に出店を進めていく方針だ。サンジェルマン・デ・プレのパリジェンヌをミューズに、トレンドに敏感でありながら自然体、大胆さと繊細さを合わせもつ女性像を掲げる。得意とるすマルチボーダーのニットウエアやリップモチーフのドレス、パンチング加工を施したスポーティなシャツなど、クリーンでポップなコンテンポラリーウエアが揃う。ターゲットは、20〜30代の女性。価格帯は「ソニア リキエル」の6〜7割で、アウター6万8000〜12万円、トップス1万8000〜8万2000円、ドレス3万8000〜12万円など。「ソニア バイ ソニア リキエル」のメインとプレコレクションを4対6の割合で仕入れ、店頭ではシーズンにより構成比を変更。「ソニア リキエル」のバッグやシューズなどアクセサリーも2割ほど扱う。
「ソニア リキエル」と「ソニア バイ ソニア リキエル」両方のウエアを販売するショップのオープン予定はなく、「まずは、一つのブランドとしてフレッシュなイメージを確立したい」と小倉一憲オンワード樫山インポート事業本部事業本部長。ソニアリキエル社のコンテンポラリーライン強化の意向と合致し、今回のローンチに至ったという。同セカンドラインの販売スタートに伴い、ライセンスとして約100店舗で展開している「ソニア バイ ソニア リキエル」は来春から、「ソニア リキエル コレクション」にブランド名を変更する。