ファッション

「ルイ・ヴィトン」後任ニコラに対するマークの評価は?

 マーク・ジェイコブスは12月4日、ロンドンのテート・モダンで行なわれたジョン・エドワーズ・レクチャー・シリーズにスピーカーとして登場した。マークは「気分がいい日はすべてうまくいくと思うし、気分が乗らない日はどこかに隠れたいって思う。『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』と『マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)』両方をデザインしていた時はいい面も悪い面もあったね」とコメント。後任のニコラ・ゲスキエールに関しては「ニコラのことはいつも素晴らしいと思っていた。彼が何をするか楽しみだ。僕と彼の美的感覚は全然違うからね。僕が(『ルイ・ヴィトン』で)デザインを始める前は、プレタポルテを始めシューズやジュエリー、メンズもなかった。だから、僕にとってはすごいチャンスだった。敬愛するニコラのような人が後任になってうれしいよ。とにかく彼は、すごい才能の持ち主だからね」とマーク。

 今後マークは自身のブランドに専念するわけだが、それに関しては「ショッピングバッグから店舗まで、全部に関わりたいけど、実際は無理。僕の感性を理解し反映してくれるような信頼できるスタッフと働くしかないね」。

【関連記事】
■「ルイ・ヴィトン」、マーク最後の広告に6人のミューズ
■「ルイ・ヴィトン」がマーク後任にニコラ・ゲスキエールの起用を決定、コメントを発表

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。