LVMHグループのスペインの老舗ブランド「ロエベ」の広告キャンペーンに、スペイン人で初の、そして唯一のオスカー女優、ペネロペ・クルスを起用することが決まった。2013年1月から3年契約となる。
ロエベのリサ・モンタギューCEOは、「ペネロペは情熱、信頼性、 卓越性というロエベの価値観を表現するのに、まさにパーフェクトなアンバサダーだ」と述べ、クリエイティブ ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースは、「ペネロペの力強くセンシュアルな美しさは、デザイナーとしての私にとってずっと以前からインスピレーションの源であっただけでなく、常にスペイン女性の理想像となっている」 と説明する。
一方、ペネロペは「ロエベはスペインがルーツであることを誇りとする、豊かな歴史を持った国際的なブランド。そのコレクションは、スペインの熟練した職人たち によって作り上げられ、私はいつでもその仕事ぶりに感嘆している。今回のプロジェクトの一員になることができてとても幸せに思っている」とコメント。
彼女は2008年公開の「それでも恋するバルセロナ」でアカデミー助演女優賞を受賞。14歳でデビューし、16歳の時に「ハモンハモン」で映画に初出演。ウディ・アレン、ペドロ・アルモドバルなど巨匠の作品に多く出演するほか、「バニラ・ スカイ」でトム・クルーズ、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」でジョニー・デップと共演するなど、話題を呼んできた、スペインを代表する世界的女優。