「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」の開幕に先駆け、メルセデス・ベンツ プレゼンツ デザイナーが3月12日に発表された。同プログラムは、ユニークなスタイルと高品質な素材、そして革新的なデザインに取り組むデザイナーに贈られるもので、メルセデス・ベンツ日本が側面からクリエイション活動をサポートする。今回、プレゼンツ デザイナーに選ばれたのは、東京の人気ブランド「ファセッタズム(FACETASM)」。同ブランドは、前シーズンに初の単独ショーを行ない、「都市」「無機質」「クロスジェンダー」といったキーワードをメンズ&ウィメンズウエアで具現化し、成功を収めている。独自のレイヤードスタイルやストリート感をコレクションに盛り込むなど、ブランドのオリジナリティも評価を集める要因になった。落合宏理「ファセッタズム」デザイナーは「少人数でインディペンデントなブランドである『ファセッタズム』が、『メルセデス・ベンツ』から支援を受けられること自体がサプライズだと思う。3月20日に発表する14-15年秋冬コレクションについても、責任やプレッシャーを感じている。しかし、プレッシャーを受けながらも、下の世代にこの貴重な体験を伝えていけたらと思う」と語った。同プログラムは、中里唯馬「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」デザイナー、玉置博人「エ モモナキア(et momonakia)」デザイナーなどをサポートした実績がある。