東京メンズブランド「ブラック&ブルー(BLACK&BLUE)」を手掛ける福原雅人デザイナーが2014-15年秋冬、スーツコレクション「ドゥエラーズ(DWELLERS)」を立ち上げた。ライオンではなく犬の絵をのせたロイヤルワラント"風"のブランドロゴを作ったり、ヴィンテージのスカーフを使用した胸ポケットの袋布を表に出して、ポケットチーフとして見せたり、ギミックを利かせた英国テーラードが特徴だ。
「イメージは、クラシックでありながらもルードなスーツ。DWELLERとは住人のこと。イギリスに住む架空の人物をイメージし、正統派の英国テーラードに遊びを加えている。パタンナー出身のスタッフが多いチームの強みを生かし、仕立てには重厚感を持たせた。シンプルでクリーンな洋服の『ブラック&ブルー』とは顧客が変わると思う」と福原デザイナー。価格はシャツが2万円台、ジャケットが8〜9万円台、コートが5〜11万円台。帽子やネクタイなどの雑貨も展開する。今後は秋冬シーズンのみ、展示会形式で発表する。