ファッション

ラフ・シモンズの舞台裏を追った「ディオール」のドキュメンタリー映画が公開

 「ディオール」のドキュメンタリー映画「ディオールと私(Dior and I)」が4月17日、ニューヨークのトライベッカ映画祭のオープニングナイトで初公開された。

  同作品は2012-13年秋冬、「ディオール」の新アーティスティック・ディレクターに就任したラフ・シモンズのオートクチュール・コレクションの舞台裏に追ったドキュメンタリーだ。通常では公開されないメゾンの裏側やデザインハウス内部で行われる作業を映し出すことで、ラフがプレッシャーにさらされながらデビューコレクションを完成させるまでの8週間を映し出した。また、オートクチュールを支え、ラフのビジョンを形にする多くの職人やスタッフが、苦労をいとわず献身的に仕事に取り組む姿にオマージュを捧げる作品にもなっている。日本公開は未定。

 同作品で単独の監督デビューを果たしたフレデリック・チェンは、2009年にヒットしたドキュメンタリー映画「ヴァレンティノ:ザ・ラスト・エンペラー(VALENTINO:THE LAST EMPEROR)」の共同プロデュースや、日本でも公開された「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ(DIANA VREELAND: THE EYE HAS TO TRAVEL)」で共同監督などを務めた人物。チェンは、これまでも詩人のサラ・リッグスやファッションフォトグラファーのミカエル・ヤンソンなどさまざまな著名人と、作品を共同制作している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。