ザ・ウールマーク・カンパニーは、若手デザイナーの登竜門であるファッションコンテスト、インターナショナル・ウールマークプライズ(IWP)のアジア予選大会の出場者12組を発表した。日本からはメンズ部門から「シセ(SISE)」、ウィメンズ部門から「モトナリ オノ(MOTONARI ONO)」「アンベル(AMBELL)」の3組が選ばれた。IWPは有力な若手デザイナーを対象とした登竜門のコンテストの一つで、グランプリには賞金10万豪ドル(約950万円)が贈られるほか、英国のハーヴェイ・ニコルズや米のサックス・フィフス・アベニュー、仏のコレットなど欧米の有力百貨店やセレクトショップで販売する権利も得られる。2015年からメンズ部門が新設され、本大会は1月にメンズがロンドンのメンズコレクションの時期に、ウイメンズが3月に北京で開催される。
アジア大会は今年7月17日に東京で行なわれ、日本や中国、香港、韓国から選出されたデザイナーが、6スタイリングのスケッチとその中から実際に制作した1スタイルを発表し、審査される。ファイナリストに選出されると5万豪ドル(約475万円)が贈られる。地区大会はアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、インド、中東、米国で行われる。
【アジア大会出場デザイナー】
ウイメンズ部門
・MOTONARI ONO(日本)
・AMBEL(日本)
・JO QIAO DING(中国)
・VMAJOR(中国)
・HEI LAU(香港)
・NISHE(香港)
・TOE(韓国)
メンズ部門
・SISE(日本)
・BEAUTYBERRY(中国)
・HARRISON WONG(香港)
・ZSAINT(韓国)
*本文中の為替レート:1豪ドル=95円