ファッション

店内にビールサーバーを設置、アイリッシュパブをイメージした「フランク&アイリーン」世界初ショップがオープン

 サザビーリーグが展開するカリフォルニア発のシャツブランド「フランク&アイリーン(FRANK & EILEEN)」が5月3日、世界初の旗艦店を渋谷・千駄ヶ谷にオープンする。同店は、ブランドのコンセプトでもあるアイルランドのパブをイメージ。黒い木彫で作った外観は、ランプや大きな樽を設置し、トラディショナルな酒屋の雰囲気が漂うが、中に入ると、白い壁とフローリング、開放的な窓がとてもクリーンな印象だ。さらには、レジ横に本格的なビールサーバーを設置。来店する顧客にサービスもするつもりだという。

 店内では、イタリアの老舗生地メーカーの素材を使った色とりどりのメンズとウィメンズのシャツに加え、同店限定でカラー付きのボックスタイプも用意する。また、ブランド設立5周年を記念し、ハートマークを刺繍したシャツを販売。オリジナルシャツに合わせて、コラボしたサンダルやジュエリー、Tシャツなどを並べる。

 来日したデザイナーのオードリー・マクローリンは、「ついに旗艦店を構えることができて、本当に嬉しい。『フランク&アイリーン』のシャツはすべて130年以上の歴史を持つイタリアの生地メーカーで取り寄せた着心地の良いリネンやデニムなどの生地を使用しているのが特徴。またウィメンズシャツは、女性らしいS字ラインをきれいに見せるフォルムや胸元が開かないよう考慮したボタンの位置など、着た時のスタイルや着心地を考えて作っている。日本の女性にも着やすいカタチで、豊富に揃う色柄からピックアップしてほしい」と話す。また、ショップコンセプトについては、「『フランク&アイリーン』とは、私の祖父母の名前からとり、また彼らの出身地であるアイルランドをコンセプトにしている。店内には、祖父母の写真や彼らが生まれた年のアイルランドの新聞一面、私が昨年アイルランドで挙げた結婚式の様子の写真を飾っている。ブランドの原点であるファミリーヒストリーも感じてもらいたい。アイリッシュパブをショップのアイデアにしたのは、服を買いに行くというよりも、ローカルパブに行くようなカジュアルな気分で来てもらいと思ったから。ビールサーバーもそのアイデアの1つ。楽しんで来店してほしい」と出店を喜んだ。

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