「ヨウジヤマモト」は12日、新アクセサリーライン「ディスコード」の先行販売を伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージでスタートした。三越伊勢丹が2月にニューヨークで開催したポップアップショップ「ニッポニスタ」で発表した新ラインで、国内では初披露のコレクションだ。同日朝には、山本耀司デザイナー(右)も駆けつけ、「アクセサリーを作るのは初めて。どんなバッグが受け入れられるのか、女性のデザインスタッフたちと意見交換しながら作った。日本だけでなく世界でどこまで成長できるか、頑張りたい」と意気込みを語った。
「ディスコード」は、三越伊勢丹が山本耀司デザイナーにラブコールを送り実現した新企画。2011年から取り組む日本伝統を紹介するキャンペーン「ジャパンセンスィズ」の一環として、「日本人デザイナーの中でも海外に挑戦した先駆者の一人である山本耀司デザイナーに、日本発のラグジュアリーな雑貨を作ってほしいとお願いした」と鷹野正明・常務執行役員 伊勢丹新宿本店長(左)。ファーストコレクションは、日本の産地と取り組んだスカーフ、シューズ、財布などの革小物を計52 型揃えた。ブラックを基調に、花柄やスモーク柄のプリントを大胆に配したデザインが中心で、すべて日本製だ。
今後は、21日から銀座三越、28日から日本橋三越本店でも販売を開始する。ヨウジヤマモト青山本店では23日から。伊勢丹新宿店では、ザ・ステージで20日まで販売イベントを開催した後、1階ハンドバッグ、スカーフ(婦人雑貨)、2階婦人靴の各売り場でそれぞれのアイテムを販売する。
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