「ヒュンメル(HUMMEL)」は、2014年春夏シーズンに"シンプルさ"を追求したデザインのコレクション「ミニマル マス(MINIMAL MASS)」を発売した。現代建築にインスピレーションを受けたデザインが特徴で、アッパーには、高周波ウェルダー加工を採用しアイコニックなシュブロンラインを圧着している。ソールは無駄なデザインを削ぎ落とし、ミニマル且つシンプルに仕上げた。90年代をイメージさせるカラーは、ブラック、マリンブルー、ブラック/ホワイトの3色で、価格は1万1000円(税抜き)。
「角ばって正面が多く見受けられるようなデザインに、アッパーとソールの軽量化を進めながらも、構造的な強さを保つようにしました。流行のミニマル系の軽量モデルにレトロ・スポーツのイメージを加えたこのシリーズは、私たち『ヒュンメル』のブランドコンセプトに最もふさわしいものになっています」と、ニコラス・カールソン(Nicklas Karlsson)デザイナーは語る。
キービジュアルの中央に大きく書かれたコピーは「cut away what holds you back」 / しり込みさせているものを切り捨てろ」「cut away what weighs you down」 / 重荷になっているものを切り捨てろ」。"モノや情報にあふれた現代社会で、知らず知らずのうちに背負っているもの&コト"から解放され、必要なものだけを選び、前進する人々へ「ミニマル マス」を提案する。