ファッション

「プリーツ プリーズ」×永井一正 伊勢丹でイベント開催

 「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」は、グラフィックデザイナーの永井一正とのコラボレーションによるシリーズ「Kazumasa NAGAI+PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のイベントを、伊勢丹新宿店1階=ザ・ステージで6月4日から10日まで開催する。ミュージアムショップのような空間に同シリーズの限定アイテムや永井の作品紹介、関連書籍、グッズなどを揃える。限定アイテムはアニマルモチーフのポロシャツタイプのトップス(27000円、税抜き)とコットン素材のノースリーブのトップス(12000円、税抜き)の2型。

 また、代官山 蔦屋書店2号館特設コーナーでは、6月4日までの永井の書籍発売に合わせ、同シリーズのバッグとストールを販売する。さらに、パリのカルティエ現代美術財団で開催されている30年間の芸術支援活動を記念した展覧会「Memoires Vives(生きた記憶)」で、同シリーズのワンピースが展覧会スタッフのユニフォームとして着用されている。

 4月に発表された今回のコラボレーションは、永井の代表作である「LIFE」シリーズのポスターを含む個展を三宅一生が見たことがきっかけで実現した。同シリーズは、命の根源を見据える自然賛歌で、さまざまな動植物が愛らしく、時にユーモラスに手描きで表現されている。単に作品を絵柄として扱うのではなく、「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」らしい軽やかさ、自由さを加え、衣服に命(LIFE)を吹き込むことを目指した。試行の末、平面である作品が着用されることによって立体となり、着る人とともに動物たちが動き出すような服が完成した。

 白い生地に色鮮やかな転写を施すことで、動物の力強さを引き立たせたシリーズ「LIFE」や、動物からインスピレーションを受けた色を配した、元気で楽しいシリーズ「LIFE-JOY-」、横向きにプリーツして動物の転写を施すことで、動きに合わせて表情が変わるユーモア溢れるシリーズ「LIFE BOUNCE」がある。ワンピースやパンツ、スカーフ、バッグなどのアクセサリーまで幅広いアイテムを展開している。

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